貧乏神は実在するのか?その正体と「取り憑かれる人」の共通点

​最近、なぜか急な出費が続く、一生懸命働いているのに、ちっとも貯金が増えない…

そんなとき、ふと頭をよぎるのが貧乏神の存在です。

​古くから落語や昔話に登場する貧乏神ですが、単なる空想上の存在と切り捨てるには、あまりにも私たちの日常にそれらしき現象が溢れています。

果たして貧乏神は実在するのか、そしてもし取り憑かれてしまったらどうすればよいのか。

そのメカニズムと対策を徹底解説します。

貧乏神はエネルギーの停滞の象徴

​結論から言えば、目に見える形での貧乏神という怪物が実在するかどうかは証明できません。

しかし、スピリチュアルや心理学的な観点で見れば、貧乏神とは停滞した負のエネルギーや負の思考習慣の擬人化であると言えます。

​江戸時代の文芸において、貧乏神は薄汚れた格好をした老人として描かれることが多いですが、これは不潔、不摂生、活気のなさが貧乏を呼び寄せる最大の要因であることを、当時の人々が直感的に理解していた証拠でもあります。

貧乏神に取り憑かれた人の末路

​もしも貧乏神(=負のサイクル)に取り憑かれてしまうと、その人の生活には以下のような変化が現れます。

  • 時間がないが口癖になる 常に何かに追われている感覚になり建設的な投資やスキルの習得に時間を使えなくなります。
  • 判断力が著しく低下する 目先の100円を惜しんで将来的な1万円の損失を招くような判断を繰り返します。いわゆる安物買いの銭失いのループです。
  • 表情から覇気が消え愚痴が増える 貧乏神は暗く湿った場所を好みます。
  • 不平不満ばかりを口にすることで、さらに運気を下げ周囲から人が離れていきます。
  • 部屋が荒れ不潔になる 物が溢れ掃除が行き届かない環境は貧乏神の格好の住処です。探し物をする時間が増え二重買いを繰り返すことで資産が目減りしていきます。

貧乏神に出ていってもらう3つの退散術

​貧乏神は無理に追い払おうとすると、かえって居座るという性質(執着)を持っています。

大切なのは、貧乏神が居心地の悪い環境を自ら作り出すことです。

​① 全捨離と徹底した換気

​貧乏神は、古くなった物や使っていない物に宿ります。

1年以上使っていない物は、感謝の言葉とともに処分しましょう。

特に、玄関とトイレの掃除は必須です。

毎朝窓を開けて空気を入れ替えるだけでも、停滞していた気が流れ始め、貧乏神は居心地が悪くなって逃げ出していきます。

​② 「感謝の言葉」を無理矢理にでも使う

​貧乏神は不足感を餌にします。

お金がない、運が悪いという言葉は大好物です。

反対に、ありがたい、豊かだという言葉を浴びせられると、貧乏神は耐えられなくなります。

たとえ財布に100円しかなくても、100円もあって助かると捉えるマインドが最大の防御壁となります。

​③ 質の高いものに触れる(セルフイメージの刷新)

​貧乏神に取り憑かれている時は、自分を卑下しがちです。

たまにはホテルのラウンジでコーヒーを飲んだり、質の良いタオルを使ったりして、自分は豊かな環境にふさわしい人間だという感覚を取り戻してください。

セルフイメージが書き換わると、貧乏神との波長が合わなくなります。

​貧乏神を福の神に変えるのは自分次第

​古来より、貧乏神を丁寧に扱い、もてなしたことで福の神に変わったという民話が多く存在します。

これは、自分の不運や欠点(貧乏神)を受け入れ、それを改善する努力をした瞬間に、それは大きな成長の糧(福の神)に変わるという教えに他なりません。

​もし取り憑かれているかも?

と感じたら、それは人生を劇的に好転させるチャンスです。

まずは目の前のゴミを一つ捨てるところから、始めてみませんか。

​筆者のひとりごと

​貧乏神と聞くと怖いイメージがありますが、実は一番の構ってちゃんなのかもしれません。

放っておくと部屋の隅で膝を抱えていますが、私たちが前を向いてテキパキと掃除を始めると、気まずそうに去っていきます。

結局、運を運んでくるのも、止めてしまうのも、自分自身の心の持ちようと行動のスピード感次第。

高級な財布を買う前に、まずは玄関の靴を揃えることから始めたいものですね。

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