​未解決事件の犯人が直面する「魂の時効」という幻想

​日本の法律では、2010年の法改正により殺人罪などの時効が撤廃されました。

しかし、それ以前の事件や、犯人が特定されぬまま死亡してしまったケースでは、現世の警察が彼らを裁くことはできません。

​ここで多くの人が抱くのはやったもん勝ちではないかという強い憤りです。

しかし、霊学や因果の法則に基づけば、肉体の死は逃げ切りの成功ではなく、真の裁判の始まりに過ぎません。

「幽明の境」で暴かれる全記憶

​人間が死後、最初に向かうのは自分の人生を克明に振り返る場所です。

ここでは、現世のような弁護士も、黙秘権も、嘘の自供も通用しません。

  • 360度のパノラマ回想 自分の犯した罪を、被害者の痛み、遺族の悲しみ、恐怖とともに自分自身の体験として再体験させられます。
  • エネルギーの刻印 悪意を持って奪った命のエネルギーは、犯人の霊体にけがれとして深く刻まれ、光の世界へ進むことを拒まれます。

因果応報(カルマ)の絶対的な等価交換

​宇宙には出したエネルギーは自分に返るという絶対的な法則があります。

これをカルマの法則と呼びます。

​未解決事件の犯人は、現世で罰を受けなかった分、その負債(カルマ)をそのまま霊界へ持ち越します。

現世での懲役刑は、ある意味でカルマの先払いであり、救済の一種です。

しかし、逃げ切った者は利子が膨れ上がった状態の負債を、死後の数百年、あるいは次の転生で支払うことになります。

あの世にある「本当の地獄」と孤独

​地獄という言葉を聞くと、火に焼かれるような物理的な苦痛を想像するかもしれません。

しかし、未解決事件の犯人が味わうのは、より精神的で深淵な波動の隔離です。

​同調の法則による隔離

​あの世は類は友を呼ぶ世界です。

同じような殺意や悪意、卑怯な心を持った魂だけが集まる階層に引き寄せられます。

そこには愛も信頼もなく、互いに疑心暗鬼の中で永劫の時間を過ごすことになります。

これが、逃げ切った魂に用意された真の独房です。

​被害者との霊的な対峙

​未解決事件の被害者は、多くの場合、強い無念を抱えて霊界へ旅立ちます。

犯人が死後、その被害者の魂と対面したとき、現世での権力や暴力は何の役にも立ちません。

魂の重さの差によって、犯人はただただ圧倒され、自らの小ささと罪の深さに打ちひしがれることになります。

遺族の願いと「守護霊」の記録

​未解決事件の遺族が抱える犯人を捕まえてほしいという願いは、実は強力な念(エネルギー)となって犯人を追い詰めています。

​犯人が現世でどんなに贅沢な暮らしをしていようとも、その背後には常に被害者の念や、天からの厳しい視線が注がれています。

彼らは生涯、心の底から安らぐ瞬間など一分一秒もありません。

いつかバレるのではないかという恐怖自体が、すでに現世における地獄の始まりなのです。

​この世の正義を超えた「天の網」

​天網恢々疎にして漏らさず(てんもうかいかいそにしてもらさず)という言葉があります。

天の張る網は広く、目は粗いように見えるが、悪人を漏らすことは決してないという意味です。

​未解決事件で逮捕されなかった犯人たちは、いまこの瞬間も、目に見えない巨大な負債を抱えながら歩いています。

そして死の瞬間、彼らは本当の絶望を知ることになります。

​私たちは、現世の裁判の結果だけに一喜一憂する必要はありません。

宇宙の記録装置=アカシックレコードには、すべての真実が記されており、適切な時期に、適切な形で、必ず清算が行われるからです。

​筆者のひとりごと

​未解決事件のニュースを見るたびに、犯人がのうのうと生きている可能性に胸が締め付けられます。

でも、霊的な視点を持つようになってから、少しだけ考えが変わりました。

もし私が犯人の立場なら、現世で出頭して刑務所に入り、心を入れ替えて罪を償ってから死にたいと願うでしょう。

なぜなら、あの世に持っていく未精算の罪の重さは、想像を絶する恐怖だからです。

逃げ切ったと思った犯人は、実は一番過酷なルートを選んでしまったのかもしれませんね。

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